男性・メンズの二重整形の種類・費用・注意点・おすすめ医院を解説

二重整形

アイリス美容整形比較の大月です。

今回は「男性×二重整形」のテーマを自身の経験をもとに解説します!

男性×二重整形の考え方

「男性×二重整形」の考え方は、

  1. 施術の種類自体は男女で共通だが、
  2. 整容的・審美的な観点は女性と大きく異なる

ことを理解することが第一歩です。

上記にしたがって、この記事では二重整形全体の施術の種類を解説し、次に男性がどのような施術を選択すべきか、どのような理想を持って整形すべきか、どのような先生を選ぶべきか、について解説します。

男性目元整形の種類

二重整形の解説をする前に、まずは目元整形全体の美容整形の種類を見ましょう。

目元整形は大きく、次の4つに分かれます。

  1. 目を上方向に大きくする
  2. 目を目頭方向に大きくする
  3. 目を下方向に大きくする
  4. 目を目尻方向に大きくする

それぞれに対応するのが、次の施術です。

  1. 目を上方向に大きくする → 二重手術(埋没法、切開法、自然癒着法)、眼瞼下垂、眉下切開
  2. 目を目頭方向に大きくする → 目頭切開
  3. 目を下方向に大きくする → タレ目ライン・グラマスライン形成
  4. 目を目尻方向に大きくする → 目尻切開

特に整形初心者で「詳しいことはいったんさておき、まずは二重から」という人にとっても、実は二重は眼瞼下垂手術のみで作れたり、眉下切開で二重になったり、「絶対目頭切開+二重整形を併用すべきだった・・・」という後悔の声も多いため、詳しくない人ほど目元整形の全容に詳しくなることが重要です。

筆者も最初は埋没法単体での手術を行ったのですが、結果的に目頭切開を後から追加することになりました。また、今現在もまぶたの分厚さに苦しんでいるし、逆に眼瞼下垂は勧められたけどやらなくてよかったという気持ちもあります。

話がそれましたが、この段落では「二重整形=埋没法・切開法だけではないんだな」「最低限全ての術式の内容を把握すべきなんだな」ということをわかっている状態になればOKです!審美の章でより詳しく掘り下げます。

男性美容整形の審美・整容

本サイト「アイリス美容整形比較」では「美しさの基準」を「審美」と呼びます。

二重整形においては次のような審美的観点があります。

  • 二重幅(狭め・普通・広め)
  • 二重の形(並行・末広・MIX)
  • 黒目の見える面積
  • 目の形

女性の二重整形においては次のような審美観がメジャーです。

  • 二重幅は広い方が人気だが、狭くクールにする人もいる
  • 並行二重の方が人気(垢抜けて見える)
  • 黒目が見える面積が多い方が良く、目が縦にも横にも大きい方が良い

いっぽう、男性の二重整形における審美について、本サイトでは次のように定義します。

  • 二重幅は狭め〜普通の方が格好良い
  • 目の形が横に長く、縦には短い方が格好良い
  • 可愛さで売るなら末広、セクシーさで売るなら並行だが、目の形の重要度の方が大きい

※ 筆者の主観を大きく含みますが、世の中の整形情報は「目は縦に大きい方が良い」という前提で書かれているものがほとんどなので、この観点を持つことが重要です。

ここからは、上記の審美的な観点から、二重整形の種類ごとのQ&A・注意点を解説します。

男性二重整形は埋没法?切開法?

結論を書くと、最初の整形であればほとんどの人に埋没法強くお勧めします。

埋没法と切開法の違い(世間的な解釈)

まず、埋没法と切開法の違いとして、世間では以下のように整理されています。

埋没切開
瞼の厚さ分厚い人は向かない分厚い人は切開で不要な皮膚を除去できるので向いている
持続数年で糸が取れる可能性半永久
ダウンタイムピークは1週間程度ピークは1ヶ月程度
幅広不可能可能

2019年ごろまでは上表のように広く理解されていましたが、2024年の現在、切開法のリスクが見直され、埋没法が立場を強めています

切開法についての見直し

「分厚い人は切開で不要な皮膚を除去できるので向いている」という点について、最近では

「二重周辺の皮膚を除去しても、眉下の重い皮膚が降りてきて結局不自然になる(より厚ぼったさが増してしまう)」 という見方が強くなっています。

ちなみに、瞼の厚みについては、日本では眉下切開、韓国では額挙上がメインのアプローチです。(これについては別に記事を作成しますが、額挙上は主に女性に適応があります。女性の眉位置の審美が、「眉骨直上に眉があること」だからで、男性の場合は「眉骨のやや下」という違いがあります)

埋没法の技術向上

埋没法も、直近では(アップセル要素も多分にありますが)いろいろな糸の掛け方が開発されており、昔よりとれにくさが大幅に改善しています。

また、埋没法側に韓国由来の「自然癒着法」という、従来の埋没法よりもより取れにくい方法が輸入されつつあることも触れなければなりません。

改めて、埋没法?切開法?に答える

  • 分厚い瞼に切開法を適用しても不自然になるリスクがある
  • 切開法は簡単に修正ができないため、失敗すると一生不自然な二重になるリスクがある(失敗なんてしないと思っている方が多いと思いますが、Twitterなどをご覧いただければ切開二重で失敗されている方が意外に多くいることがわかります)
  • この記事を読んでいるレベルの整形初心者の方は特に、今理想としている二重と将来希望する二重が結構な確率でズレるため、修正が簡単にできた方がいい
  • 切開法のダウンタイム1ヶ月が純粋に辛い
  • 埋没法もとれにくい方法がある

という理由から、本サイトでは整形初心者の方には埋没法をほぼ一択としてお勧めしています。

男性二重整形の費用

埋没法の費用相場

5〜15万円程度です。この相場と比較して安すぎる/高すぎる場合は注意が必要です。

切開法の費用相場

20~40万円程度です。この相場と比較して安すぎる/高すぎる場合は注意が必要です。

大手美容クリニックのアップセルについて

「二重埋没が29,800円」など、格安を謳っている広告を見たことがありませんか?

これは大手美容クリニックの集客方法の一つで、実際には麻酔代、アフターケア用品代などが別途かかるほか、「この施術方式だとほとんど意味がないからあなたはこれじゃないと絶対ダメです」のようにカウンセラー・先生が案内をして、結果的に見積もりが50万円、100万円、悪徳なところだと数百万円と釣り上がっていくことがあります。

この「安い広告でお客さんを釣って、施術方式等でのアップセルをして高額の見積もりを出す」は大手美容クリニックの常套手段なので必ず知っておきましょう。「大手で安心できるところを選びたい」という気持ちも大変理解できますが、カウンセリングで自分に不要なものを申し込まないことも重要です。

男性二重の美容整形外科クリニックの選び方

先生単位で選ぶ

美容整形の基本は先生単位で選ぶことです。間違ってもクリニック単位で選んではいけません

まずは先生の経歴を見て、美容整形1年目など美容整形歴が浅い場合はやめましょう

また、形成外科専門医の先生が良いという選び方もありますが、二重整形は鼻や輪郭ほど手技・経験が求められる手術ではないため、今回はさほど重視しなくても良いと思います。

得意/不得意で選ぶ

先生によって並行二重が得意な先生、幅広が得意な先生など、得意不得意があります。先生のSNSなどをチェックして、得意不得意を把握しましょう。

審美感覚で選ぶ

手技が上手くても、美的感覚が違っていたらズレが起きます。その先生の症例を見て、純粋に綺麗か、顔全体との似合わせができているかなどを感覚的に判断しましょう。

人柄で選ぶ

いくら上手でも、話や不安を聞いてくれない、強引な先生には自分の人生を任せたくありません。残念なことですが、美容整形の業界には存外そのような先生が少なくありません。動画やカウンセリングを通じて、人柄を材料に先生を選ぶことが重要です。

必ず複数の先生のカウンセリングに行く

二重整形を検討されている方には、これが初めての美容整形の方も多いと思います。

美容整形は、通常複数の先生にカウンセリングをお願いすることが多いです(これをカウセ巡りと呼んだりします)。

その目的は以下です。

  • 自分の適応できること/できないことを教えてもらう
  • 自分が求めている症例が必ずしも自分に似合うわけではないので、自分の顔のバランスを見てもらって似合う/似合わないを判断してもらう
  • 大手と個人を比べることで大手のアップセル幅がわかる
  • カウンセリング当日に施術を勧められる営業をされた際に、そのまま施術をお願いしてしまうことを防ぐ

大手で知名度のあるクリニックを選ぶべきか?

最初の整形は特に、安心の大手で、聞いたこともあるクリニックを選ぶ人が多いです。

しかし、この観点は必ずしも重要でありません。美容整形業界では、「大手の方が安心」ということもないからです。むしろ、優秀な先生ほど独立して自分の病院を開院しており、先生側においても大手クリニックでの勤務は一時的に経験と資金を積む場所と捉えている人が多いです。

とはいえ、大手というのは、事故・大失敗を防ぐための足切りラインとしては良いと思いますし、実際に右も左もわからない状態から情報収集を重ねて個人病院や小さい病院を選ぶことの方が難しいという整形初心者の方の声も多いです。

かくいう私も、一番最初の埋没は大手で今ではびっくりするような金額の見積もりを出されましたが、
失敗するくらいなら高くても・・・
「もうこれ以上カウセ行ったりクリニック探すもの面倒だし・・・」
「この先生は最低限グループ内でも実績あるし・・・」
という思いでその金額を支払い、大手の先生にお願いしました。

初心者と中級者・上級者の間のこの認識のギャップを埋めるのは難しいので、私としては、次の最低条件を守れる限り、不安な方は最初の二重整形を、勉強代込みで大手にお願いしても良いと考えています。

  • 術前に戻れる内容であること(埋没法、ヒアル、・・・)
  • 別の手術やオプションをつけないこと(事前に調べるべきですが、基本的には笑気麻酔以外のオプションは全ての人に不要であることが多いです)
  • 合計金額が相場の2倍の金額までであること
  • 複数のカウンセリングに行っていること
  • 先生の経歴が3年以上であること

脂肪吸引や眉下切開など、実は大手に良い先生がいるケースもありますが、そういった例外を一旦考えず上記の最低条件を設定しています。

※ ここでいう「大手」は、例えば二重のメニューがたくさんあり、カウンセラーがアップセル目的でいろいろなオプションやメニューをつけて相場の何倍もの金額の見積もりを出すクリニックをいいます。「水の森」さんなど、明確にアップセルに対してNOという方針を打っている大手クラスさんもあります。

おすすめの男性二重整形クリニック

本業が忙しく、このパートの執筆が未定です。

なにかご相談がございましたら、以下のお問い合わせフォームから送っていただけますとお返事いたします。よろしくお願いいたします。

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